プリマ☆ステラ 感想

秘密の小箱がいくつか残っていますが、
本編&サブキャラのHは見ましたので感想を。


ちょっと惜しかったな〜。共通ルートの出来が良かっただけに
ヒロインルートの展開がなんか寂しい。
理由はなんとなく分かるんだけどね。


まず、この作品はシナリオの構成がどのヒロインも同じ流れです。
1話〜5話(共通ルート)…エトワールでの生活
6話…ヒロインに告白
7話…陶山学園に戻っての生活
8話…最終話


と、ヒロイン編に入ると他のキャラの出番が激減します。
その分海先輩とか主人公の親父とか男の出番が一気に増えますけどね。
多分HBならサブキャラにも立ち絵が貰えているでしょうけど。
(逆にHBは立ち絵の変化がBYよりも少なめなのでどっちがいいかは好みしだいかも)



この話の根幹にある部分は『夢の選択』かな。一番の夢は一つしか無理なんですよ〜
な感じで。二人の夢も恋も両方得るには奇跡しかないのかな。そう考えるとリアルな感じ。
そうそう、かぐやの作品では珍しく季節が秋から冬にかけてになっています。
アトリエかぐやは夏の作品がほとんどなのでなんか新鮮でした。
(夏が多いのは水着を出しやすいとか、夏休みで時間をとりやすいとかが
理由じゃないかなと思っています)


Hの方はノーマル指向。悠以外全員にパイズリ装備は以外でした。
共通ルートでヒロインの処女をみんないただくのはかぐやらしいかも。(必ず中田氏)
ハーレムは無いですが、3pは秘密の小箱で5種類あります。(完全にIFという設定)
美雪&悠の水泳部コンビが無いのはなんか納得がいかないw
Hの前に中OR外の選択肢が出てきますがなんかムードが断ち切られた感じで好きじゃないな。



それでは各キャラについて
・静香
序盤はうじうじしていますが、ヒロインルートでは親のコネを思う存分利用する
ある意味正統派なお嬢様。彼女のルートは実質主人公の話ともいえそう。
シスターの格好って本編にあったかな。秘密の小箱だけならシスターの立ち絵は
なかなかレアだな。


・久住
本名が読みにくいので『くすねぇ』の表記は実に便利。彼女はいろんな意味で優遇されています。
Hが一番多いとか、エンドにHがあるとか、彼女のルートだけ立ち絵付きサブキャラがいるとかetc
彼女のルートの半分は悠で占められていて悠の方がどうしてもかっこいい。
まあ、ダメダメなのがくすねぇらしくて魅力の一つ何ですけどね。
第4話のエピソードは何気に好き。最終話もこの作品では唯一結束の力で乗り越えます。
個人的にはエンド後は自分の子供に絵本を読んであげる展開が欲しかったかな〜
あと、卵爆弾の作り方を教えてくださいw


・雅
ライターの中でも人気度が高いお方。お嬢様というよりは芸能人との恋愛が強いです。
ヒロインルートの中では一番好きかな。安心して読めたというか。
共通ルートの次回予告をしゃべらせてもらえなかったという出番は思ったよりも少なかったり。
たまに典型的なツンデレ台詞もあり。声も最初は違うだろうと思っていましたが実にあっていました。
巴ルートの一言もなんかいいよね。


・巴
庶民よりの犬属性。テニスの話がメインなので展開がなんとなくテニプリを意識しちゃいます。
入部したての性格とか、右がダメなら左手とか…。あそこまで弾けていないけどねw
彼女の自慰行為が印象深いな。尻の上のタオルで感じるとは高度すぎじゃないかなw



・悠
なかなかかっこよいのですがHを久住に取られたちょっと不幸なサブキャラ。
1対1が1回じゃね〜。主人公とは水泳馬鹿な部分で惹かれあう展開があってもいいのにな〜と。


・美雪
秘密の小箱で本領発揮。悠が1回なのに対し、先生はなんと6回も。しかもちょっとした話付き。
話つきっと言っても、9割がHシーンなんですけどねw
本編では指導者として出ていますが静香ルートの旅行イベントではお茶目でしたw


・主人公
スポーツ馬鹿で実に前向きなのがいい。しかし、1月の屋外プール(しかも冷水)で練習するのは
さすがに厳しいんじゃないかな。夏でもプールの水って結構冷たいのに。
主人公では珍しく両親と同居生活。しかも実に面白い。親父のミーハーっぷりがたまりませんw



作品としてはH度が高めな萌えゲーって位置ですかね。
共通ルートの山がでかい分ヒロインルートの転の部分が弱く感じてしまいました。
BYの作品では珍しく悪役がそこそこいますね。
ヒロインルートをもう少し長く見たかったな〜。
そうそう、攻略がかなり楽です。一人エンディングを見たら共通ルートを飛ばして
いきなりヒロインルートから始めることが可能に。時間が無い人でも安心です。
総プレイ時間は大体15時間から20時間ぐらい。
お嬢様との堅苦しくない世界観を楽しみたい方にお勧めです。