聖エステラ学院の七人の魔女

エステラ学院の七人の魔女のレビュー。
レビューは久々ですね。書いていないだけで何本かは遊んでいるのですが。
また、このジャンルも久々だったので少し読解できていないところもあり。
以下感想



大雑把にルートを分けると学生5人をクリアするとしらせルート解放。
学生組はマップ移動で、教員組は共通ルートの選択肢でルート決定。
アイキャッチが無いので場面移動のテンポが速いような気がしました。
なのでヒロインと結ばれるのも早く感じました。
過去作では六姉妹に近いかな。人数的にも配役的にも。



舞台は学校を模様した孤児院のような設定。
異能力物にレイプ用バットエンドが加わったような感じ。
Hシーンの回想も本人の回想というよりもそのキャラルートで出てきた
Hシーンが載っているという構成なので、そのキャラはHシーンに登場していないけど
回想枠ではそこにある形。顕著なのはいすかかな?
回想枠よりも主人公といすかのHが思ったよりないような気がする。
立ち絵無しモブのHシーン(教員とモブ含む)は思ったよりもあります。



物語での異能力は編入前から所持していたものと、しらせに出会って発症したものの
2種類あり。後天性で習得するキャラにおいても潜在能力があったという設定。
この能力を解決しつつ、教員の悪事を暴くのが大まかな流れ。
主人公はその能力を受け付けない一族の末裔とのこと。
他にも設定がありそうなのだが理解しきれなかったな。
ヒロインの悩みを解決できる能力を与えられてはいるのだが、
巨大な穴のようなものとか、契約をなぜできるかとかなど。



ヒロイン別内容について
・鏡花ルート 能力:触れたものへの消滅
推理小説が好きで、クラスメイトとの会話の流れで魔女の調査をすることに。
しらせと出会い後天性に能力を取得して、魔女からの脱却を図る流れ。
結構先輩の智美のルートと話が似た流れのようでした。
能力の消滅に重点を置いた形。


・智美ルート 能力:サイコキネシス
黒百合会の会長。魔女を守る会といいつつ魔女はその会にはいなかったのに、
自らが魔女の能力に目覚めてしまい…という流れ。
サブキャラ豊富。ドリスも会員だが幽霊部員のような存在。
バッドエンドへの選択が一つ多い。というか、Hシーン終了時あたりに選択肢で
バッドへ進むのかと思うとね。


・ドリスルート 能力:鏡の国への移動
先天的に能力を所持したキャラ。鏡の国というのは別世界(心の世界)のような場所。
鏡の国へ移動すると現実世界では消えたように映る。鏡の国に住んでいる
アリスというもう一人との自分との交流していく流れ。
バッドエンドがこのキャラだけ結構唐突的な感じでした。


・いすかルート 能力:思考の透視
結構特殊な流れのように感じたルート。いすかよりも
ロリコン神父が目立っているような。いすかの容姿のみ胸が控えめなのは
この神父のせいかと。独特の地下室は他の教員じゃなくて神父が管理しているもの。
バッドエンドでこの作品の中では一番しっくりきましたね。


・茉奈ルート 能力:タイムトラベル
能力からみて分かるように過去に行って友人を救う話。
友人も快活で人気が出そうな気も。サブヒロインだけど一枚絵もあるし。
主人公の部屋の屋根裏生活のため、他ルートでもちょくちょく出番あり。
このゲームではお気に入りキャラ。



・しらせルート 能力:生命の吸収?
俗にいうトゥルールート。話の元凶に当たる人物なのだが、
結局何者になるのかな?学園長の双子の妹で主人公のおじいちゃんが初恋相手
というのは分かったのだが。柳先生がもう少し解説をしてくれば良かったのですが。
バッドエンドは他ヒロインを巻き込むという珍しい?形でした。



・和子ルート 元能力:発火?
食堂のおばちゃん。気に入った子をつまみ食いするという困った方。
元々この学園の卒業生で能力者だったが、人体実験により能力を失うことに。
その為、ヒロインが能力で困っているときに手を差し出してくれる方。



・杏里ルート 非能力者
テストでいい点を取るとHをさせてくれるというありそうで意外と少ない女教師。
男教諭への勝手な信用が無ければこの話はなかったんだろうな〜と。
唯一能力が関係ない話。



学園物だけどノリは館物に近い感じ。
てっきり優也が女体化で魔女化するかと思ったがそんなことはありませんでした。
本編ではヒロイン同士の交流が薄いのでエクストラルート(ハーレム)は
パラレルワールドという設定に。本編でも3Pとかはそれなりにあったので好みの問題かな。
個人的には分からない部分が残ってしまったのであと一歩何か欲しいなという気分です。