設定イヌカレー

魔法少女まどか☆マギカ The Beginning Story

魔法少女まどか☆マギカ The Beginning Story

購読しました。というのも、虚淵さんが魔女の設定をどのくらい
記述しているのかなというのが気になったので。
実際に読んでみたらシナリオ決定稿で1話あたり16ページ分で
済むんだといううこと。1ページ2段になっていますが、
ラノベと比較しても意外と少ないように感じていました。
決定稿といってもアルティマシュートのままだったり他にも間違いじゃね?
という個所がちらほら。魔女の設定に関してはイヌカレーの設定が色濃いのが
分かります。オクタビアが触手攻撃だったり、ワルプルギスに尻尾があったり
するのが虚淵案でした。なので魔女の魔法少女時代を虚淵さんが製作すると
イヌカレーの2次製作になるのかなというのが面白いなと。
また、魔女および戦闘に関してはイヌカレー及びシャフトのノリが強いにもかかわらず
台詞に関しては決定稿そのままなんですよね。
9話に関しては魔女の設定・演出が一番活かされているなと読みながら感じました。
ハノカゲ版がこれを読んで製作したんだなというのもなんとなくわかります。


そうそう、この本ですが少しだけ絵コンテが載っています。多分初公開。
『奇跡も魔法もあるんだよ』のセリフに関しての新房監督修正がありますが
大抵は絵コンテ担当のまま通っているようです。QBのやれやれっぽいしぐさが
絵コンテならでわだな。
最後に新房×虚淵氏の対談がありました。角川製作だからか、なのはについての
話題もありました。シャフ度についての解説なども。


次は絵コンテ集でお願いします。