花物語感想

3時間かけて読了。なんというか神原駿河世にも奇妙な物語って感じでした。
あらすじなどで紹介されている通り、暦卒業後の世界です。
ですので撫子以外のその後の様子がなんとなくわかる展開に。
真宵も成仏しておらず、忍も一緒にいる模様。



本編は暦ファミリーの中で一番友達がいそうな駿河の友達紹介回。
そして関係者の名前を見ると水回りに関係する名ばかりだな。
駿“河”に遠“江”に伊豆“湖”に“泥”舟に今回のメイン“沼”地蝋花。
共通項を設けたかったのかな。祖母が海さんかな。
貝木がミイラのことを知っているのだから忍野もそのことを知ってもおかしくなさそうなのに。
大学のメンバーは伊豆湖のほうだっけ。



印象に残ったシーンが沼地が過去話を駿河にするシーン。
最初“「”これしかなくて不思議だったのですが読めば、駿河のセリフを飛ばしている演出
と気づきました。この演出ってするがモンキー編1話で羽川が暦との電話シーンを思い浮かべます。
あのシーンは原作既読者には羽川が嘘をついていたというのと彼女の立ち位置がわかるという
二重の意味で驚かされる演出のような気がします。



次回撫子編ですが時系列や怪異どうこうよりも、ひたぎと出会うシーンがあるのかに
期待してしまいます。暦とひたぎの会話シーンって偽以降本編じゃ体験していないはずなので、
ひたぎ分がそろそろ欲しいこの頃です。