猫物語 白

猫物語白を読み終えました。
次巻の傾物語と同系列な作品で、100%羽川成分が楽しめます。
阿良々木暦の登場が少なめでも違和感がないのは
オーディオコメンタリーで下地ができているからですかね。
羽川は唯一化物語の全キャラと会話していますし。
この猫物語白で羽川の物語は再スタートになりますが、
この巻から物語シリーズも新章突入へ。
こういう意味でも韻を踏んでいるのかな。言葉遊びが嵌まるから
このシリーズは面白いんですよね。



まずは、手紙シーンの音声化を求めます。
あと、ラストのシーンをpixivで検索してみますか。
他思ったことをつらつらと


読み終えて結構ニヤニヤしていますが、読み終えての満足感は
まよいマイマイ編に通じるものがあります。あるべき場所に戻れたという点や
化物語では珍しい?王道的な展開なんかが嵌まった感じです。


私の中でブラック羽川というのは妖狐蔵馬のイメージなんです。
(ここで馬という字が出てきたな。たまたまだけど)
なのでラストのシーンは蔵馬VS鴉なんですよ。ダメージの理由も近いですし。
こうとらえている方はどれくらいいるかわかりませんが。


君の知らない物語』が羽川の心情という案がありますが、
さよならメモリーズ』も猫物語白を読むと当てはまるのかなと。
意味合いは少し違うんですけど思いを吐き出すという点で。


私の中でようやく羽川に重さを感じられました。